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> No.2469[元記事へ]
チロさんへのお返事です。
横から失礼します。
プラ板のキャノピーですが、大きくて厚いと熱が均一に伝わらず、オス型に押し付けただけで冷えてうまくできないと思います。
やや古いですが、1978年9月のflying Models 誌にキャノピー製造機「フォーミケータ」のレビューがでていますが、使えるプラスチックシートは「butyrate」と書かれているもので、「celllose(セルロイド)」や「nitrate」は燃えるので絶対使うな、ABS butirate の0.02in から0.09 インチを、枠にとりつけて、オーブンで240度(華氏と思われる)に入れて熱し、垂れ下がってきたら作ったオス型を乗せたフォーミケータに被せて掃除機のスイッチを入れて一気に押し付ける、とあります。
枠は強い力が加わるので頑丈に作られていて、プラ板はねじで何か所も止めるようになっています。写真の額縁のようなものでは耐えられないのではないでしょうか?
同様に、Model Builder で昔取り寄せた自作キャノピー製造機「Vacuum Forming Table」の設計図と製作記事の場合は、小さいパーツでは0.0075から0.015インチ、大きいものは0.020から0.040インチ、0.050も「使えるものの、製作は難しくなる」と書かれています。
0.04インチ(約0.1ミリ)では薄いように思えますが、熱硬化することで強度を得ています。オーブンや掃除機を使わないなら、それくらいが限界でしょう。
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